必見!楽天モバイルの法人契約でおさえておきたい5つの注意点
個人向けサービスのイメージが強い楽天モバイルですが、法人契約にも対応しており個人契約と同様のサービスを提供しています。
その楽天モバイルの法人契約の特徴として、「通話SIM」、「050データSIM(SMSあり)」、「データSIM(SMSなし)」の3つのSIMカードの種類に加え、6種類のデータプランを組み合わせる料金プランがあります。
また、法人契約限定の「通話定額プラン」を提供しており、同一プランであれば法人の契約番号全体で通話定額時間をシェアが可能。
さらに、選べる機種もスマホ、タブレットなど全25機種用意され、ユーザーの支持を得ています。
しかし、このような楽天モバイルのメリットばかりではなく、注意しておかなければいらないポイントが5つあります。
そこで今回は、楽天モバイルで法人契約する際に注意しておきたい5つの注意点についてご説明いたします。
目次
1、楽天モバイル法人契約で押さえておきたい5つの注意点
冒頭でも説明した通り、楽天モバイルの法人契約では、料金プランと選べる端末の種類の豊富さや、通話定額プランで通話料がお得になるといったメリットがあります。
しかし、どんな商品やサービスにも言えることですが、楽天モバイルの法人契約でも注意点が5つあります。
では、その注意点とは何なのか詳しく見ていきましょう。
注意点➀ 個人向けの特典・キャンペーンが受けられない
楽天モバイルは、お得な特典やキャンペーンを定期的に、例えば現在行われている期間限定キャンペーンは以下のようなものがあります。
- 人気端末が980円~!夏トクキャンペーン
- 1人契約するともう1人無料!キャンペーン
- 【ショップ限定】arrows M04 発売記念キャンペーン
しかし、これらはあくまでも「個人向け」のものです。
法人契約ではそういった個人契約向けのキャンペーンや特典は利用できません。
注意点➁ 楽天でんわ5分かけ放題、海外SIMは利用できない
こちらも似たようなものになりますが、個人契約向けに、「楽天でんわ5分かけ放題by楽天モバイル」という、楽天でんわアプリを使用し、月額850円で5分以内の国内通話なら何度でもかけ放題、5分以降も10円/30秒というサービスが提供されています。
しかし、法人契約では、このサービスは利用できません。
これは、法人契約では「通話定額サービス」として、プラン600、1200、1800と3種類あり、プラン600なら月額600円で無料通話60分から利用できるものといった同じサービスになりますが、あくまで定額分の利用に限定されています。
また、定額分を超えた場合、法人では30円/1分と、個人向けのものと比べると1分では10円高く設定されています。
また、楽天モバイルでは海外SIMのサービスを提供していますが、法人契約では利用できません。
このように、定額サービスに関しては、個人契約と法人契約は別のサービスとして認識しておく必要があります。
注意点➂ 端末代金が全て一括払いとなる
楽天モバイルで個人の方が端末を購入する際、一括払いと24回の分割払い(+分割手数料)のどちらかの支払い方法を選択できますが、法人契約においては、端末代金のお支払い方法は一括払いのみとなり、分割払いには対応していません。
しかし、楽天モバイルの法人携帯でも選べる端末の種類が豊富で、スマホだけでも17機種ラインナップされています。
価格も1万円台~機能に応じて価格も比例していきますが、幅広く機種を揃えているので、ニーズと予算に合わせて選択肢が広がり、結果として端末費用を安く抑えることが可能になります。
注意点➃ 通信速度が不安定になることがある
楽天モバイルや他のMVNOに当てはまることですが、MVNOはドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
そのため、インターネット通信を利用が多くなる通勤時間帯や、夕方以降から深夜までといった時間帯は回線か混み合い通信速度が不安定になったり、遅くなることがあります。
これは、個人契約と法人契約では差はないので、いつでも快適な通信速度が維持されないケースもあることは考慮しておく必要があります。
注意点➄ 個人と法人では申し込み時の必要書類が違う
これは、大手キャリアやMVNO各社でも求められますが、個人契約では本人確認書類があれば契約することが、法人契約では当然必要な書類の種類が増えます。
楽天モバイルにおいては法人契約を申し込む際には以下の書類が必要になります。
➀法人確認書類の原本
・登記事項証明書(履歴事項全部証明書)
・登記事項証明書(現在事項全部証明書)
・印鑑登録証明書 以上3つのうちいずれかの用意が必要となり、発行日より3ヶ月以内のもの以外は無効となります。
➁担当者の在籍確認書類の写し
・社員証
・名刺
いずれかの写し。
➂担当者の本人確認書類の写し
・運転免許証(裏面のコピーも必要)
・住民基本台帳カード(裏面のコピーも必要)
・日本国パスポート
・健康保険証(裏面のコピーも必要)+補助書類公的(料金領収書、住民票、届出避難場所証明書のうち1点)
この4つのうちいずれかの写しが必要です。
以上が必要な書類になりますが、法人確認書類の原本の用意には多少時間がかかると思いますので事前の用意が必要です。
2、まとめ
ここまで楽天モバイルで法人契約する際の注意点の説明でしたが、注意点➀~➂に関しては、個人と法人では別に考えておく必要があります。
特典・キャンペーンやかけ放題サービス、海外SIMといったものは、あくまで個人向けのものと認識しておきましょう。
また、注意点の➃と➄に関しては、格安スマホ全般にいえることなので、考慮した上で契約する必要があります。