楽天モバイルは法人契約もお得!個人契約との違いとは?
今では携帯キャリアも脅かす存在になっている格安スマホ。
一般的には、個人向けをターゲットとしたサービスだったのが、近年、法人向け契約にも参入して様々なサービスを提供しています。
もちろん、楽天モバイルでも法人契約に対応し、業界でもトップシェアを誇っています。
格安スマホには、個人契約と法人契約があり、単純に「個人と法人の格安スマホって何が違うの?」と、使っている端末やサービス内容は、プランの違いの他には同じようにイメージですよね。
そこでここからは、格安スマホの個人と法人携帯との違いの説明と、楽天モバイルの法人契約のサービス内容などをご紹介いたします。
目次
1、格安スマホの個人契約と法人契約の違いとは?
そもそも格安スマホは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator「仮想移動体通信事業者」)が提供している、格安SIMカードを販売しているサービスです。
そんな格安スマホには、個人向けと法人向けの契約があり、
の3つの要素で違いがあります。
➀「支払い方法」
個人契約の格安スマホでは…
個人契約の支払い方法は、基本的にクレジット決済が主流になっています。
ほとんどのMVNOでは、クレジット決済での支払いのみ対応しているので、持っていない人はクレジットカード以外で、一部、口座振替やデビットカードが利用できるMVNOもあるようなので、そういうMVNOを探すことになります。
法人契約の格安スマホでは…
法人契約の場合、個人向けとは逆に、クレジットカードでの支払いに対応している場合は少なく、法人向けサービスを提供しているMVNOでは、口座振替・銀行振込(コンビニ支払い含む)に対応していることが殆どで、それのみの場合もあります。
また、毎月の請求書を発行してもらえるので、経理処理上の問題はないようです。
➁「プラン内容」
個人契約の格安スマホでは…
通常の携帯キャリアでは、かけ放題などのプランが主流ですが、個人契約の格安スマホにもかけ放題はあるものの、5分以内、10分以内というように制限が設けられています。
また、通話代は30秒20円が基本になっており、長電話は基本的にご法度。
単純に30分電話しただけで1,200円の料金がかかってしまいます。
法人契約の格安スマホでは…
法人契約の場合、複数回線まとめての契約が多いため、会社の利用状況に合わせてプランを選ぶことができます。
また、法人向けに「かけ放題」オプションを提供しているMVNOも多く、個人向け格安スマホよりも料金が安く設定されています。
携帯キャリアの料金が月6,000円前後に対し、法人向け格安SIMの場合は月2,000円前後に抑えることも可能。
➂「購入・契約方法」
個人契約の格安スマホでは…
個人契約の格安スマホは、主にWeb販売店や家電量販店などで気軽に購入することができます。
MVNOによって異なりますが、「SIMカードのみ」の販売、または端末と格安SIMの「セット販売」があります。
また、購入時にはクレジットカードと共に、運転免許証などの本人確認書類が必要になります。
法人契約の格安スマホでは…
法人契約の場合、法人向けサービスを提供しているMVNOにネットや電話で申し込むのが一般的。
その際、ほとんどのMVNでは、携帯電話不正利用防止法に基づいて、契約締結時に以下の確認書類が必要になります。
・法人印
・法人の確認書類(登記簿謄本、現在事項証明書、印鑑証明のいずれか)
・担当者の名刺もしくは社員証など
・担当者の本人確認書類(運転免許証など)
その他にも、契約事務手数料が3,000円必要となります。
以上のように、支払い方法や契約に必要なものに大きな違いはあり、料金プランも法人契約の方が安く設定されている点もポイントだと思います。
2、楽天モバイルの法人契約のお得なサービス内容をご紹介
格安スマホの個人契約と法人契約の違いをご理解していただいたところで、楽天モバイルの法人契約のサービス内容を見ていきたいと思います。
楽天モバイルでは、法人契約向けのWebページがあり、そこから見積もり依頼や申し込みができます。
楽天モバイル法人契約の料金プランは3種類
楽天モバイルの法人契約の料金プランは、
➀通話SIM:キャリアと同様の使い方ができます。
➁050データSIM:番号通知可能な発着信ができる050番号が付加されたデータSIMです。
➂データSIM:インターネットの利用だけで十分という方向けのデータ通信専用SIMです。
と3種類の料金プランから選択でき、利用するパケット量に分けられ料金プランが設定されています。
ブラン | 通話SIM | 050データSIM (SMSあり) |
データSIM (SMSなし) |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
(楽天モバイル 法人契約参照)
以上の様に、新しく20GBと30GBが最近追加され、ニーズに合わせて選べます。
しかし、30GBのように大容量のデータ通信が必要な場合は、携帯キャリアにも視野を広げて、通話料なども含めて選んでいくことをおススメします。
通話料がお得になる通話定額プラン
この通話定額プランは、楽天コミュニケーションズの「モバイルチョイス楽天モバイル専用定額プラン」からの提供となっており、通話料の請求は楽天コミュニケーションズからの請求になります。
利用するには、「0037ダイヤラー」という専用アプリを使って発着信します。
また、専用アプリを利用しない場合は、電話番号の前に「003766」を頭に入れて発信します。
どちらの方法も使わない場合は、通常の通話料20円/30秒の通話料が発生します。
特徴は、定額分を超過しても、通常20円/30秒発信よりも1分あたり10円安くなっており、月額基本料金に含まれる無料定額分は、同一プランに限り契約番号全体でシェアが可能になっています。
楽天モバイル法人契約は携帯端末の種類が豊富
楽天モバイルでは、法人契約においても、スマートフォン、タブレット、Wi-Fiルーター、ガラケーの端末が用意され、1万円台の低価格のエントリーモデルから高性能なハイパフォーマンスモデルまで幅広く機種がラインナップされており、ニーズや予算に合わせて自由に選べます。
ただし、法人契約では端末代金のお支払い方法は一括払いのみとなり、分割払いには対応していないので注意が必要です。
最後に、毎月の支払いについて、楽天モバイルの法人契約では、口座振替が利用でき、口座振替が開始されるまでの期間は、請求書払いにも対応しています。
3、まとめ
格安スマホの個人契約と法人契約を比べたとき、支払い方法や購入方法といった手続き上の違いがありますが、特に料金プランに関しては、法人ならではのプランを用意され、使用料も安く設定されています。
楽天モバイルの法人契約では、通話定額プランを使用することで通話料のコストも抑えることもでき、キャリア携帯と比べたとき、かなりお得な利用が可能になっています。